ロレックス・ターノグラフ 116264

2004年に華々しくデビュー、一時期はプレミアム価格にもなりました。

ただ、僕が購入を検討し始めていた2006年頃には相場も落ち着いてきていて、まあまあ納得できる価格で購入できたのを覚えています。

確か、新品で50万円を少し超えたくらい・・・

むしろ、高騰の反動で落ち込んだのか、今考えても「結構お値打ち価格で買えたんじゃない?」と思えるほどでした。

IMGP7042 (1)

正直、デザイン的には秀作とは言えないと思います。

6桁現行世代に入ったこの頃からロレックスのデザインは豪華にはなりましたが、なんとなく大味になってきた・・・そんな気がするのです。

全体的にラグジュアリー感を出そうとするあまり、デザイン上の細いパーツの組み合わせにまとまりがない。

ギラギラベゼルに数字のインデックス、赤い秒針と6時のペットネームの赤いロゴ。

こりゃあ、正直詰め込みすぎです。

IMGP7037

案の定・・・というべきなのか、華々しいデビューとは裏腹に2013年にひっそりと生産を終了しています。

次世代モデルも未だ発表されないため、知らないうちに「生産終了になっていたのか・・・」と思う人も多いのではないでしょうか・・・。

最後に日本限定でコンビモデルが出ましたが、メーカーが売れない商品の最後のテコ入れでよくやるパターンですね。

IMGP7034

ただ・・・、それでも僕はこの時計が嫌いにはなれない・・・。

むしろ、今でも時々「もう一度買い戻してやろうかな・・・」と思えるほどです。

その理由の一つは、このターノグラフが僕にとっては「初ロレックス」であり、さらにこう言った価格帯の時計に手を出した初めての時計でもあるからです。

Newzea-001

「海外で生活する!」という目標を掲げてニュージーランドに渡ったのが20代の後半・・・

しかし体調上の理由で日本に帰ってきてから、僕は無為な毎日を過ごしていました。

自分が今ここで、何のために何をしているのかがわからない。

EPV0079

ある日、ふと立ち寄った本屋さんで手に取ったレースの雑誌・・・

そこにはあるレーシングチームのオーディションの記事が・・・。

僕は学生の時にモータースポーツをしており、行き所がない僕の気持ちはおそらくこの広告にユートピアを求めたのだと思います。

突発的に「これだ!」と思い、翌週にはヘルメットを片手に夜行列車に乗って、あるサーキットへ。

十数年ぶりに競技車両にいきなり乗って、サーキットでタイムアタック。

Author: admin

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